katsuwoのぐだぐだ話

ライフログを綴って行こうかと

android カスタムカーネルを導入するメリット・利点

Android 端末をカスタマイズする場合、root を取ったりカスタムROMを導入したりというのが一般的だと思いますが、カスタムカーネルを導入すると、よりディープなところをカスタマイズできる事があります。カスタムカーネルを導入すると何がいいのか、ちょっとまとめてみようかなと。

  • クロックアップ・ダウン
    初期状態からクロックをアップすることで、端末をより早く動作させる。
    また、ダウンさせることで省電力化につながる。
  • 充電速度の高速化
    USB の最大電流をいじることで充電速度を速くする。その分電池や本体に負荷が掛かることが想定されるので、ご利用は計画的に
  • ガバナーの追加
    CPUやグラフィックには「ガバナー」という、それぞれに対して電源の使い方をどうするかを決めるルールが存在します。
    そこにオリジナルのものを追加することで、よりハイスピードに動かしたり、省電力化を推し進めたりといったことが選択できるようになります。
  • その他
    IOやメモリ周りの最適化、VoLTE対応やWifiの最適化 など

あくまでも自分が知っている範囲での話なのと、基本的にはカーネル作者の思想がどういうものかが大部分を占めるので、これ以外の効能もあり得るし効果が無いこともあり得るので、その辺は注意。効能はいろいろあるので、各カスタムカーネルの説明を読むことをオススメ。

カーネルを入れたらすぐに有効になるものとならないものがあって、クロックやガバナーなどは kernel adiutor あたりを使って実際の設定値を変更することで動作させる感じになるかなと。

Leeco Le Pro 3をお買い上げ

年明けから Cool1 であーでもないこーでもないやっておりましたが、やっぱり通知が不安定な端末(というかOSか)はいろいろ精神的によろしくないと思い、端末を買い替えることに。

いろいろ物色した結果、Leeco Le Pro 3 をお買い上げしました。
SD821 の高スペックを必要とするようなアプリとか使わないんですが、大分お安くなってきたことですし、まぁいいかなと。

今まで自分の中では、中華端末に2万以上使うことはなかったのですが、初の3万超えでした。Banggood で $269.99 に佐川の送料 $1.70、さらに関税手数料で¥2,648円取られました。
aliとかだと関税とかよしなにしてくれるショップが多いんですが、Banggood はダメだったか…

予想以上に出費したものの、注文してから2週間くらいで到着。
標準OSはEUIですが、これまでEUIには懲りているお世話になりまくったので、電源が立ち上がることだけ確認して、さっさと入れ替え。

Leeco 端末は大体ブートローダーがロックされてないので、カスタムリカバリーの導入とか超余裕。
30分も掛からないうちにLineage OS 13へと入れ替え。

一晩運用してみたのだけれど、どうやらこのROMだとCAが有効にならないようなので、7.1.2 のResurrectionRemixへ再び入れ替え。
普段はLineage 14にするんですが、Nougat だと現状Xposedがインストールできないので、細かいカスタマイズができるRRをチョイスしてみましたよ。

これでしばらく端末購入はなしになるといいな…

【Cool1】Nougat ROMが登場

Cool1 に Nougat のROM (Journey UI) が登場しました。

一度入れるとEUIには戻せないようなので、ご利用は計画的に。

 

ロシア語
http://4pda.ru/forum/index.php?showtopic=776801&st=6240#entry61800473

英語翻訳
https://translate.google.com/translate?hl=en&sl=ru&tl=en&u=http%3A%2F%2F4pda.ru%2Fforum%2Findex.php%3Fshowtopic%3D776801%26st%3D6240%23entry61800473

 

今のところ対応しているのは中国語と英語のみ(上記にはロシア語パッチがある)。カスタムリカバリーは導入できるものの、rootは取れない。ホームアプリはごにょごにょしないと変えられない。

EUI同様にタスクキラーが強力で、標準だとバックグラウンドで通信しない(LINEとか困る)ので、通常運用に持って行くには結構設定をいじらないといけないのですが、端末再起動すると結構設定が消えちゃうのが難点…

まだまだ熟成不足な感じは否めませんが、今後良くなることを期待…

というかすでに変えてしまったので、当面これで運用せざるを得ないというのが…

【Cool1】AOSPが登場

全国の Cool1 ファンの皆様、こんにちは。

 

Leecoが絡んでいながら、なかなかeui以外のカスタムROMが出てこなかったcool1ですが、ついにというかようやくというか、AOSP(6.0.1) が登場しました。

ダウンロードは以下から
https://yadi.sk/d/wicWicBI3HFSeR

TWRPからwipeして焼けばいいですが、cacheだけwipeしてもダメで、最低限systemもwipeする必要があります。この状態で焼くとアプリは残ったまま焼けますが、起動後にエラーが出まくるので、dataもwipeした方がいい気がします。
(私はdataをwipeせずに後で大変だった)

英語と中国語しか入っていないので、標準では日本語対応してませんのであしからず。
まぁAOSPですから、英語でも大体分かりますが…

正直アルファ版の域を出ていないし、怪しいアプリてんこ盛りだし、電池持ちも悪い気がするので、導入は自己責任で。

※AOSPなのに起動時のスプラッシュがeuiなのは内緒
※でもeuiで悩まされた通知の問題は多分解決しそう

 

【参考】
AOSP on COOL1

androidで通知が来ない事象を回避する(IPv6編)

Root- Push Notifications Fixerを使ってもPush通知がすぐに来なくなってしまう場合。
環境によってはIPv6が有効になっているのが原因かもしれないです。

 自宅のWifiでGCM(Push)が動作しないとか続・IPv6の罠。 - LuvelcrakとかWiFi接続時にプッシュ通知が届かない?それはIPv6が原因かも – buzzyvoxなどいくつか上げられています。

手っ取り早くIPv6を無効にするには、LTEならAPNプロトコルとAPNローミングプロトコルIPv4のみにする、Wifiの場合はルーター側でIPv6を出さないようにするか、端末側でコマンド打つなりアプリ入れるなりして無効にしましょう(調べれば方法出てきます)。

androidで通知が来ない事象を回避する(プッシュ通知調整編)

Cool1 (c106) が単体悪いのか、EUI全体が悪いのか、はたまたMVNOが悪いのかの判別が付かないですが、一部アプリで通知が飛んでこない現象がずっと発生していました。

だいたいのケースでは、

  • 最初は飛んでくる
  • 時間が経つと飛ばなくなってくる
  • その後LTEからWifiにつなぎ換えると、飛んでくる

みたいな感じでした。

そこで、プッシュ通知の確認間隔(heartbeatと呼ばれている)を調整してみました。

使用したのはRoot- Push Notifications Fixer。こちらはroot取っている人向けですが、取っていない人向けのPush Notifications Fixerもあるので、この辺はお好みで。

 

標準だと

モバイル28分、Wifi15分間隔

 だということで、まずはおすすめの

モバイル6分、Wifi5分間隔

 に設定してやってみるも、1時間したらConnection closeされて終了。
(root版はモニターツールも入っていてログが確認できるから分かる)

 

それでは、と思い

モバイル4分、Wifi3分間隔

 にしてやってみたところ、1時間経っても接続が切れず、push通知が持続されるようになりました。

 

おそらく時間の調整はOS設定や回線にも左右される気がするので、各自で調整するのがいいんじゃないかと。

Leeco・EUI で通知が来ない事象を回避する本体設定

Leeco製端末のOSは標準だとEUIですが、こいつは中々くせ者で。
端末に4GB RAMとかあるくせに、メモリクリーニングをやりたがるんです。

その結果、LINEやメールなど基本的に着信通知が必要とされるアプリもクリーニングされてしまって、通知が全然やってこないなんて事がよーくよーくあるんです。

そんな設定を回避するために、色々設定をする必要があります。
どこを設定したらいいかをまとめてみようと思います。

設定アプリ上からのはある程度分かりますが、隠しコマンドもあるとは…

  1. Notification Management (音声と通知)
    ここで各アプリの通知優先度を設定できますが、特に重要なアプリは "Inpotant notice" のチェックを入れましょう。
  2. Disable Auto Cleaning
    メモリクリーニングをして欲しくないアプリは
    Battery(電池)> Power saving management > App protection
    のアプリ一覧のチェックを外し、オートクリーニングされないようにしましょう。
    ここでチェックが外されると、アプリ履歴のキャプチャ画面の上に鍵マークが表示されるようになります。
  3. Sleep Mode Clean up
    Battery(電池)> Power saving management
    Ultra-long standby during sleep と Lock-screen cleanup のチェックは外しましょう。
  4. Align wakeup
    Battery(電池)> Power saving management > Align wakeup
    のチェックは外しましょう。
  5. Auto Launch
    Permissions > You have allowed xx apps to auto launch
    で起動時に自動で常駐するアプリを設定します。
    通知して欲しいアプリはチェックを入れて、起動時に常駐するようにしましょう。
  6. 隠し設定
    *#*#46360000#*#* に通話すると、隠し設定が開きます。
    "Enable background resource control" のチェックを外して、リソースコントロールを動かないようにします
    ※2/10追記:これをoffにすると、アラームが鳴らなくなる不具合? があります
  7. LED通知
    表示(Display) > LED notification light (光を点滅させて通知)
    "Other" にチェック

 

【参考】

Fixing notification issues on LeEco devices
Guide: How to get past the notification issue in EUI